本研究会は、老年期の認知症ならびに関連疾患に関する研究発表と情報交換を行うことを目的として1986年に組織化され、翌年から研究発表が始まりました。
開催当初は「老年期痴呆研究会」という名称でしたが、2008年7月の中央世話人会にて名称を変更することが決定され、同年10月開催の第17回中部地区研究会から「老年期認知症研究会」となりました。
全国7地区で研究会を開催し、中央研究会は、東京で年1回、北海道、東北、中部、近畿、中・四国、九州の6地区は1999年より隔年開催してまいりました。2022年7月23日開催の第34回中央世話人会で解散の意向が決定し、各地区世話人会での決議を経て、2024年5月の九州地区を皮切りに、同年10月に近畿、2025年2月に中部、同年6月に中・四国が第25回、2025年10月に北海道、2026年3月に東北が、第26回を最終回とし、2026年7月に開催した第39回中央研究会を以って本会は解散する運びとなりました。
なお、当研究会は日本老年医学会、日本老年精神医学会、日本認知症学会、日本認知症予防学会の専門医や、日本老年薬学会、日本薬局学会、日本認知症予防学会の専門薬剤師の認定更新対象の研究会となっていたほか、各地区都道府県医師会の承認により、日本医師会生涯教育制度における単位、カリキュラムコードの取得も可能だったことから、創設以来40年間で3万3千人を超す先生方にご参加いただきました。
ご講演内容を収めた記録誌である老年期痴呆研究会誌は第15巻より電子ジャーナル化され、2010年8月24日に開設した本サイト上での閲覧やPDFファイルのダウンロードが可能です。また、印刷版・電子ジャーナル版ともにISSN(国際標準逐次刊行物番号)を取得しているほか、国立国会図書館サーチや中医誌Web等での検索も可能です。
今回、解散する運びとなりましたが、本サイトは2028年末まで継続し、現在執筆中もしくは掲載準備中となっている論文の発行を目指します。
著作権利用申請については、引き続き事務局である日本ケミファ株式会社までご連絡ください。
(2026年8月現在)
老年期認知症研究会においては会員に対して認知症に関する最先端の情報を提供することを重要な目的の一つとしています。
そのため認知症の基礎・臨床研究分野の最前線で活躍する研究者の方々を講師として招き地区推薦講演及び特別講演という形で発表をお願いして参りました。
幸いに、その内容は文字通り最新のデータに基づいているので会員の認知症に関する知識の update に極めて役立つとして大変好評を得ております。その内容は従来“老年期認知症研究会誌”として発行されてきました。
しかし最近この分野における研究の日進月歩の著しいスピードに雑誌発行が実務的に追随困難と言う事態が見られるようになって参りました。
そこで研究会々誌を電子ジャーナル化することが計画されました。これによって発表までの期間が飛躍的に短縮されることが期待されます。
然しそれに伴い講演内容に未発表データや特許出願中のものが含まれる場合などの問題が生じました。
そこで、全内容の掲載は発表者の許可を得られたもののみに限定することとし、承認が得られないものについては不承認部分の削除または表題のみの登載とすることで了解が得られました。
これは止むを得ないことではありますが、一方講演内容の重要性を示す一つの証でもあります。むしろ講演の中で未発表のデータまで開示して下さった講演者の厚意に感謝し、研究会のup-to-date な質の高さを喜ぶべきではないでしょうか。
ホームページに掲載された内容が会員の皆様はじめ認知症に関心を持つ方々のお役に立つことを祈っております。(2011年8月記)
老年期認知症研究会 名誉会長 後藤文男
(2017年8月現在)
